縁側の 「逆風って気持ちいい!」

 縁側です、よろしく。首里城周辺をうろついております(^^♪ 言いたい放題させていただくブログです。酒飲みで常識もへったくれもない、常軌を逸した者が綴るブログですから、ムキにならずにお読みください。 ご意見やご批判などはこちら→samy_0363@ezweb.ne.jp

2015年04月


   昨日は4月28日でした。県内ではいわゆる「屈辱の日」(ToT)/~~~

   昭和27年(だっけ?)SF講和条約が発効されて日本の主権が回復した日ですね。お祝いの日なんだけど、沖縄の一部勢力にとっては屈辱の日ということらしい。沖縄が正式に切り離された日ということだな。

  そんな日だということで県庁前ではノータリン共が集会を開いたようだ。この動画を見てね。

                           4.28屈辱の日県民集会


   まぁ、こいつらに対しては今更言うまでもないアンポンタンなので何も言わない。動画見てみりゃわかるよ。

 さて今日は、縁側のこの「逆風って気持ちいい」のかなり古いエントリーを紹介させてもらいたい。別に手を抜いてるわけではない(;一_一)

  平成22年(2010年)6月17日のエントリーです。どーぞ。今朝の琉球新報コラムより

  さてこのエントリーの中のコラムを再掲させてもらう。


      1日4万人が利用する那覇空港のすぐそばに“海の大草原”が広がっているとは知らなかった。ジュゴンの好物リュウキュウスガモなど5種の海草が波に揺れ、まるで緑のじゅうたんを敷いたかのよう。10分歩いても途切れない広大な藻場だ
▼先日、那覇市に残る最後の自然海岸、大嶺海岸を案内してもらった。飛行機がひっきりなしに発着する西側に、海岸の長さ3キロ、潮が引けば沖合1・5キロまで歩ける巨大な干潟が姿を現す。地図で見ると新都心地区に匹敵する県内最大規模の干潟だ
▼一見すると何もない浅瀬のようだが、実際に歩いてその多様性に驚いた。岸寄りの砂地から、沖に向かうにつれ、サンゴ礫(れき)、海草藻場、イノー(礁池)、サンゴ礁と次々に表情を変える。底地のグラデーションを足で確かめていく感触が心地いい
▼生き物も約300種いる。美しいサンゴや十数センチ大のタカラガイ、ミナミコメツキガニ、アバサー…。ウミガメの死骸(しがい)もあった。かごいっぱいのウニを20分で採った人もいた
▼この海岸で空港の拡張計画が進む。現滑走路から1310メートル沖に新滑走路が造られ、干潟の中心に横たわる予定。自分の目で海の豊かさを実感できただけに、何とも複雑だ
▼同行した若者がつぶやいた。「沖縄の人は浅瀬を見ると埋めたくなるんですかね」。生き物たちを代弁しているかのようだった。(引用おわり)
 
    
   当時のエントリーでも書いてあるとおり、琉球新報の中にも活動家になりきれずに、現実に起きていることに対して正面から見ようとする善意の者もいるらしい。

  このコラム「金口木舌」(きんこうもくぜつと読む)さー、琉球新報叩く材料にはなるよね。攻撃したい方はどーぞお使いください。


  琉球新報にとってこのコラムの何が問題かというとだ、ここ。

   >「1日4万人が利用する那覇空港のすぐそばに“海の大草原”が広がっているとは知らなかった。ジュゴンの好物リュウキュウスガモなど5種の海草が波に揺れ、まるで緑のじゅうたんを敷いたかのよう。10分歩いても途切れない広大な藻場だ」

    :ジュゴンが餌場として利用してたってことだな。今は第二滑走路の工事が進んでてジュゴンも来ないんじゃねーのかな。かわいそーに(ToT)/~~~

    いちおう言っとくと、県内二紙も他のメディアも政党もこのジュゴンの餌場を破壊し、自然を破壊し、軍民が共用かつ恒久的に利用される予定の滑走路建設に対して反対の声はない。この滑走路の計画が持ち上がり実現にこぎつけた当初は、我が日本共産党が唯一反対していたようですが、翁長知事と辺野古で共闘することになると、すっかり音無しの構えとなった。琉球新報などは「経済発展」のために賛成だと言明した。

  このダブスタは実は言い訳のしようがない。辺野古も那覇空港第二滑走路もどちらも、

               軍が使用する!

 那覇空港は今だって軍民共用の空港だからな。滑走路が増えたからってそれは変わらない。

  つまり、辺野古も那覇も同じ海上埋め立てで、どちらも軍が使用し、どちらも金が落ちる。どちらもジュゴンの餌場(辺野古の藻場よりも那覇の藻場は広大で豊か)で、どちらも自然を破壊する。違いはというと、

   辺野古は、「県民の民意」という怪物が反対してるとされてて、那覇の滑走路は「県民の民意」というどらえもんみたいなのが賛成しているということだ。

これは縁側の主観だが、那覇の滑走路ができる海はそりゃキレイですよ。悪いが辺野古のそれよりキレイです。那覇から飛行機で離陸するときにグリーンの海藻が広大な干潟を形成してるのを見たことある人は多いと思うが、その藻場のど真ん中を滑走路が通る。つまり藻場をぶっ壊すわけだ。だが誰も反対してない。というよりも反対の声は実は観光業(海を利用してる人な)の方々から出ていたようなのだが、その声は圧殺されたわけだ。

  環境保護団体からも一切の反対は出ていない。わかるかい、これが現実なんだ。辺野古反対のうんこたれ連中のすべては政治プロパガンダであり、ジュゴンも関係ないし、自然なんて興味もねぇ。ただただ政府に反発したいだけの学生運動上がりの亡霊と、日教組と過激派のお祭りなんだ。やつらは楽しんでるからな、絶対に引き下がらねぇよ。センズリ覚えたてのガキがバカみたいにチンポいじってるのと同じでね。邪魔したらそりゃ怒るわけだよ(ToT)/~~~

  あー、それとね、上の動画でも挨拶してる那覇市議会議長の金城。ありゃ垣花というとこの人でね。おそらく今問題になってる那覇軍港の地主さまだと見てる。もちろん翁長知事のお仲間だ。家なんてさー、豪邸も豪邸だよ。ま、それはいいか、ヒガミだから(ToT)/~~~

  上の動画で「沖縄の海に・・・新基地云々」と言ってるボケ野郎は大嘘つきだということを喧伝してくださいね。

  ちなみに縁側は埋め立て大好きですので沖縄の自然な海岸線をすべて消滅させてほしいもんだ。だって猿に主権を奪われたときに人工物がないと、ここが地球かどーかわからないことになる。チャールトンヘストンだって自由の女神像見て地球だとわかったくらいだからな(ToT)/~~~

  辺野古で反対活動してる変態諸君!このブログ見たら意見言ってみろよ。な!バカはバカなりに気迫を込めて言えばそれなりの説得力はあるかもだぞ!ちなみにそんときに「民意」なんて言うなよ、ぶん殴りに行くからな!

   あー、そうそう、これも言っとくか。上の二つの埋め立てですが、辺野古は国の安全保障上の問題ですから、それに対する「民意」は日本国民のそれね。対して那覇の第二滑走路については、これは沖縄側から国にお願いして工事代もらってるわけだ。よって空港滑走路建設に対する「民意」とは沖縄県民がそれにあたる。

 要約するとだ、辺野古反対してる連中というのは、「日本国は沖縄の現金自動支払機である」と言いたいわけだ。「ATMは黙ってこっちの示した金を出せばいいんだよ、いいか黙ってろよ!」ということだな。

  沖縄はこれからもこのスタイルでいくのだろう。「マトモ」な人はだんだん住みにくくなるんだろーなー。

 これも琉球新報は言い訳しにくいよねー。上のコラムの最後のほうね。

>▼この海岸で空港の拡張計画が進む。現滑走路から1310メートル沖に新滑走路が造られ、干潟の中心に横たわる予定。自分の目で海の豊かさを実感できただけに、何とも複雑だ
▼同行した若者がつぶやいた。「沖縄の人は浅瀬を見ると埋めたくなるんですかね」。生き物たちを代弁しているかのようだった。

    だれかつついてみてね。

 昔のエントリーからの戯言でした<(_ _)>

  
    


    

  
  普天間飛行場の辺野古移設問題の大きさとは対照的にクローズアップされていないのが、那覇軍港の浦添移設問題。浦添というのは、那覇市の北に隣接している市なのですが、その浦添市の市長である松本哲治氏がやらかしてしまった。

  二年前の平成25年に浦添への軍港移設を決めた当時現職の儀間光男氏と元教育長の西原氏、そして政党色のない一般の新人である松本哲治氏が立候補した。儀間氏は現職の強みと実績を強調、西原氏は「いわゆるオール沖縄」の牽引役である翁長雄志氏(現県知事)の後押しを受けての選挙戦。対する松本氏はNPO法人代表の肩書からも政治ずれしてないクリーンなイメージをアピールしつつ選挙に臨んだ。

  今回、松本市長が那覇軍港浦添移設容認に舵を切ったことで、この男の政治姿勢というものが浮き彫りになりました。

   そもそもでいえば、那覇軍港の受け入れは10年以上も前に決着済みでした。儀間光男氏が当時移設受け入れで当選したことで終わっていた話。現職の松本氏にしても、市長を目指す前は受け入れ容認の姿勢だったと聞いているし事実報道もなされていた。軍港問題は選挙の争点にはならないはずだった。が、歯車がくるってきたのは、まず平成24年の県議会選挙から。現職の浦添市長であった儀間氏の息子が浦添選挙区から出馬した。結果当選したのですが、親の七光りでの当選に儀間氏への不満が支援者内部からも噴出。来る市長選に暗い影を落とした。それともうひとつが当時の那覇市長である翁長雄志氏の言動。40年以上も前から日米で返還合意されていた那覇軍港ですが、条件は移設。それで解決してなかったのですが、浦添市の儀間市長が受け入れ容認で当選して、浦添移設が現実味を帯びてきた。が、「オール沖縄」の発起人である翁長雄志氏が「移設なんて関係ねぇから返還しやがれ!」という姿勢に大転換。ほんとはこれ大問題なんですが、「オール沖縄」の代表のすることですから、まぁ許す許す( ^)o(^ )

  そこへきての二年前の浦添市長選ですよ。当時現職の儀間氏はやはり移設容認の立場。元教育長の西原氏は翁長雄志氏の支援を受けていることから軍港受け入れ反対。松本氏も受け入れ反対を表明。あともうひとつの争点はキャンプキンザー返還後の浦添海岸の開発だ。埋め立ててリゾート施設等をつくって浦添の経済を活性化させるのが目的ですが、儀間氏と西原氏は推進派。かたや松本氏がこれに難色を示し、埋め立て無しでいきたいと言い出した。軍港移設問題と絡めると、ややこしくなるので有権者の視点は「イメージの良しあし」に限定された感が強い選挙戦となりました。結果、軍港受け入れも埋め立て開発も否定的だった松本氏が当選しました。

  それを踏まえてこの記事をどうぞ。

   浦添市長 開き直り 公約変更に報告会騒然

【浦添】浦添市の松本哲治市長は21日夜、浦添市のてだこホールで後援会主催の市政報告会を開いた。約350人が訪れた。那覇軍港の浦添移設を受け入れる公 約変更を表明した翌日ということもあり、質疑は軍港移設問題に集中した。会場からは「市民に信を問うべきだ」と怒号が上がるなど騒然とした雰囲気に包まれ た。一方で松本市長の説明に賛意を示す大きい拍手も送られていた。
 松本市長は、子育て支援など四つの政策について説明したが、特に那覇港長期構想策定についての浦添市案について時間を割いて説明した。報告会は2時間以上にわたった。
 軍港移設の賛否について、翁長雄志知事と城間幹子那覇市長と自身の姿勢を時系列の表にして説明。自身が軍港問題で姿勢が揺れたのは、県知事や那覇市長の発言によるものだと強調した。
 さらに「軍港移設反対を求めるなら、次の市長選で那覇市、県、国、日米両政府を敵に回してでも阻止して見せるという市長を当選させてください」と開き直った。琉球新報4月22日付(転載おわり)


   いかがでしょうか。縁側はこの報告会には参加してないが、ニュースを見る限りでは怒号も飛んでいたようだ。当然といえる。

  この松本という人ね、この報告会の前日に信じられない一言を口走っていた。「選挙公約は守らなきゃいけないものと、状況に応じて変えていかなきゃならないものがある」(少し言い回しは違うのだろうがそのようなことだ)

  はい、松本君。君は政治家としては終わりました。言ってはいけない一言を言っちゃった(ToT)/~~~

 政治家はね、公約を軽くみた瞬間から政治家としては死ぬんですよ。わかるかな~キミに。

  我が国はいちおう民主主義国家ということになっている。民主主義の主は我々民衆であります。それもただの民衆ではなく、投票行動できる「有権者」であります。その主たる有権者に対して選挙で約束したことは必ず実行しなければいけません。もちろん、必死に頑張ったが公約の実現が道半ばということもある。それはそれで次回の選挙で有権者が判断するわけだ。ですから選挙公約というのは軽く見てはいけないのです。民主主義という観点からいくとだ、上の松本氏の発言は万死に値するのですよ。

  ここで「じゃあ仲井真氏も公約を破ったから政治家として失格だ~」なんて言う人がいるかもしれないので言っとくと、仲井真氏は公約違反をしておりません。辺野古への移設は(県内マスコミの煽りなどで)大変厳しい。県外移設が早いし、それを求めていく」と言ったのであって、「県内移設反対」など一言も言ってない。「同じことじゃないか!」なんて言うボケがいるかもしれんからいうけど、政治家の言葉というものは重いんだ。居酒屋でいい加減なこと言ってるオヤジの発言とは違う。ですから、言葉を慎重に選ぶ必要があるんだ。ですから、仲井真さんは県内移設反対などとは決して口にしなかった。あくまで県外を主張していたにすぎない。ここを見誤ったらダメですよ。

   上の琉球新報の記事を読んで思うことは、この松本という男は政治家をナメていたということだ。居酒屋談義から夢でも見たのだろうか。とにもかくにもこの男に政治家は向かない。なぜなら、記事中の報告会で辞任して市民に信を問うことを言わなかったからね。おそらく辞任の意思はないのだろう。それがよくわかるのが記事の最後のあたりの彼のコメント。

  >「軍港移設反対を求めるなら、次の市長選で那覇市、県、国、日米両政府を敵に回してでも阻止して見せるという市長を当選させてください」

   :おいおい、アタマ大丈夫か?それとも責められて逆切れしたか?いいかい、そもそも軍港移設反対を求め、那覇市、県、国、日米両政府を敵に回しても阻止する気じゃなかったのか?よぉ松本君。市民はなー、それを自分にやってほしいから当選させたとは思わねーのか?ひとごとだとでも?おめーの問題だろよ、ドアホ!

  それにね、国やら県やらを敵に回すことなんか、この辺の居酒屋で酔っぱらってるオヤジでも知ってることだろよ。それをいまさら・・・・・・。ホント、この男には呆れてものも言えん。


   この男の間違いはおそらく、市長が行政府の長であるということに対する認識のなさ。松本氏の選挙公約の中に、浦添軍港受け入れ反対とともに目玉としてあったのが小中学校の児童生徒の給食費を無料化するというもの。軍港受け入れは行政が責任を持ってやるもの。ところが給食費は議会との絡みがあるので、それを市長の公約にしていいのかどうなのか気になるところだが、要は市長選は独裁者選びではないということ。行政マターの事案も議会の承認が必要な事案もいっしょくたに論じれるはずないでしょ。

  それとね、辺野古の問題で学べば学ぶほど安全保障について理解してきた鳩山氏とシンクロしてしまうのは縁側だけではないだろう。

  新聞記者からの情報では、松本氏擁立に力を貸した市議団が近日中に抗議に行くとのこと。頼むから辞任勧告くらいはしてもらいたい。

  浦添市民の皆さん、このような男を市長にしていても浦添のためにはなりませんよ。実はすでにリコール請求の動きもでているとの情報もあります。できれば自ら辞任よりも引きずりおろすほうが浦添のためにはなる。

  この浦添市長の件では、県内のマスコミとまったく同じ意見で複雑な思いはありますが、それも仕方のないことですね。とっとと辞めてもらいましょう。
  

  
  数日前の琉球新報の記事を読んで「何じゃこりゃ」と思ったので社会部に電話して質問してみた。問題の記事はこれ。

     

「集団自決」犠牲者に祈り 読谷チビチリガマ2015年4月5日 

祭壇に線香を手向け、手を合わせて犠牲者の冥福を祈るら=4日、読谷村波平のチビチリガマ

  【読谷】沖縄戦で米軍沖縄本島上陸直後の1945年4月2日、住民83人が「集団自決」(強制集団死)をした読谷村波平のチビチリガマで4日、慰霊祭(遺 族会主催)が行われた。遺族や関係者ら約20人が集まり、70年前に起きた惨劇で犠牲となった肉親の冥福を祈り、平和を願った。沖縄戦終結から70年たっ たいま、住民が体験した「戦争」の記憶の継承に危機感が募る一方で、「戦争のできる国」の流れが進む中、体験者や遺族らは「不戦」への思いを新たにしてい る。
 チビチリガマでは、米軍上陸に際して住民が避難していた。米兵が投降を呼び掛ける中、殺されると思い込んだ男がガマ内の布団などに火を付け、避難してい た住民140人のうち83人が「集団死」した。そのほとんどが煙による窒息死だったが、注射や刃物で命を絶った人もいた。
 背景には、米兵に捕らえられれば残虐行為をされるとの考えが住民らの間に広まっていた状況がある。一方、チビチリガマにほど近いシムクガマでは、ハワイから帰国した英語を話せる住民がいたため、避難民ら約千人が投降して全員の命が助かっている。
 チビチリガマでの「集団自決」が起きた4月2日の時点で、大本営はすでに沖縄を見捨て「本土」襲来を想定していた。
 本島上陸に先立つ慶良間諸島での「集団自決」も合わせて、ガマでの犠牲は、米軍の侵攻に伴って住民を巻き込んだ沖縄戦の象徴的な出来事であり、「軍隊は住民を守らない」中で、南部戦線に拡大していく悲劇の幕開けの一つとも位置付けられる。
 慰霊祭で、遺族会の与那覇徳雄会長(60)は「戦後70年を迎え、当時を知る人が少なくなっている」と危惧を示しつつも、「チビチリガマから平和を発信するため、いろいろな形で子や孫に歴史を継承していきたい」と語った。(転載おわり)


    この記事がインチキだということは最初の一行でわかる。そうです、カッコつきの強制集団死です。


    とても痛ましい事件である読谷村のチビチリガマでの集団自決ですが、この記事では強制した主体が誰なのかがわからない。ちなみにチビチリガマには旧日本兵はいなかった。では誰が強制して多くの方々の命を奪ったのか・・。そこで縁側は琉球新報の社会部に電話して聞いてみた。「強制の主語は?」とね。


   男性記者が応対したのですが、執筆した記者がいないので、縁側に電話するように頼んでおいたのだが、丸一日待っても電話は鳴らなかった。


  翌日、朝から電話したら女性記者Iさんが丁寧な応対で「調べて電話する」とのこと。お昼前に着信があるものの縁側がトイレへ出張ってたためこちらから折り返し電話した。


  男性記者Mさんが応対してくれたのだが、すでに身構えているのがはっきりわかったよ。もうね、縁側からの電話なんてきいたら「また縁側かよ、あ~、めんどくせぇ」となるわけで・・。


  そのM記者はこちらの要件は了解済みのようでいきなりこう言った。


  「そこに日本兵はいませんでしたが、戦前の教育や軍から『捕虜になるな!』という指導があり、それが強制性を持つ。」とね。(T_T)/~~~


   その後、追い討ちをかけるように女性記者Iさんから電話があった。Mさんとのやりとりを知らなかったようでわざわざ電話してくれた。きっちりした方のようです。そのIさんもやはり「当時の教育による」との見解。


   縁側も「いろいろな歴史観があっていいと思います。琉球新報さんには琉球新報さんの歴史観、私には私の歴史観があって当然ですし、それは各々尊重されていいと思います」と、大人のコメントで対応させてもらった。でもねー、やっぱりそれは言い訳でしかなく、彼ら琉球新報にとっては何が何でも日本の軍隊は悪でなくては困るわけです。よってそこにいなくても住民が死ねば「日本軍の強制」ということで仕上げてしまうわけだな。


  でもね、彼らの「当時の教育云々」の嘘は、自らの記事が証明してくれている。ここです。


  >チビチリガマでは、米軍上陸に際して住民が避難していた。米兵が投降を呼び掛ける中、殺されると思い込んだ男がガマ内の布団などに火を付け、避難してい た住民140人のうち83人が「集団死」した。そのほとんどが煙による窒息死だったが、注射や刃物で命を絶った人もいた。

 背景には、米兵に捕らえられれば残虐行為をされるとの考えが住民らの間に広まっていた状況がある。一方、チビチリガマにほど近いシムクガマでは、ハワイから帰国した英語を話せる住民がいたため、避難民ら約千人が投降して全員の命が助かっている。



   なーんだ、ちゃんと事件の起こった状況を説明してるじゃん!(T_T)/~~~


  そうですね、痛ましいことですが、当時の人からすれば米軍・米兵は現在のイスラム国のクソッタレ連中と同じ扱い。いやそれよりもさらに恐怖の対象だったのではないでしょうか。映像も情報も乏しい中、風聞や伝聞が頼りなのですから、そりゃ恐ろしい連中と思えたのでしょう。(実際にそうだったんだがな)

 サイパン玉砕の報もあり、上陸した場合の対処方法は決めていたのかもしれない。


  上の引用記事からするとだ、どこに「当時の教育」の強制性が見える?悪いが縁側には見えましぇん(T_T)


  だってさー、英語のできる者がいたから投降するのならば、そこには洗脳教育の影は見えないじゃん。単純に、殺されるという恐怖と、生きたいという願いとの狭間で、運よく助かった方々がおられる一方、残念ながら命をおとされた多くの方々がおられたというだけでしょう。そこのどこに強制性(日本軍の)がある?おバカもいい加減に仕舞いにしとけ、大ばか者!!お前ら何様のつもりだよ。何が当時の教育だドアホが。あんまり死者を冒涜するもんじゃない。


  辺野古の記事の合間にこのような「嘘記事」が堂々と一面飾るんだから困ったもんだ。


  






 
     前置きがめんどくせぇから、この動画をみてくれ。

   https://www.youtube.com/watch?v=d52VW9nPofs


   これはチャンネル桜のひとつのコーナーなんだろうが、この三輪和雄氏は保守言論人なのか?それはないだろう。こんな御仁が保守言論人なわきゃねぇ!!これ見てて呆れたよ。保守言論人と称する連中はみんなこんなものなのか?・・・・・・・・ありえねぇな。ただの日和見主義の米国追従金魚の糞主義じゃねーか。


   いちおう言っとくと、「保守政治家」と「保守言論人」とは、その主張においてかなりの開きがある。あって当然でしょう。政治家は現実の実務や交渉などがあり、理想を語ることはそうない。というよりも求心力を得る必要がある場合を除き、理想を語るべきではないと思う。が、言論人は違うだろよ。発言に対して何の責任も持たねぇ者が、政治家の太鼓もちよろしく政府の広報のような発言でどーすんだよ。呆れてものが言えん。

  この男が言いたいのは要するに、「米国についていけ」ということだろ?なにが中国が怖いだドアホ!こいつさー、一言も我が自衛隊の強さについて言わねぇのな。米軍・米軍・また米軍(T_T)/~~~

  もしだよ、米国の国策として、米軍が沖縄からの全面撤退となったらどーするよ?泣いて米国に懇願でもするか?「いてくれなきゃボク死んじゃう!」ってか?(T_T)/~~~

  あのね、今現在の東アジア情勢なんてね、中学生でも知ってるんだよ。沖縄の米軍の必要性なんてさー、今頃偉そうに語るか?ボケ!

  いいかい、この男が言ってるのは何かというとだ、鈴木宗男が昔言ってた「振興予算と基地はリンクする」「沖縄は基地と共生」ということだよ。

  何度も言うが、政治家が言うのならいい。縁側も現在の東アジア情勢からすれば米軍のプレゼンスは絶対的に必要だと思うよ。でもそれは政治家がこれまで耳にタコができるほど言ってるじゃねーか。それをいちおう言論を売りにしてる者が言うか?この期に及んで・・(T_T)/~~~

  保守言論人ならば、国内に外国の軍隊が駐留している違和感についてもっと言わなきゃ。必要性は政治家が言ってるから、言論で飯を食ってる連中はもう少し先のビジョンを述べよ!経済大国日本は恒久的に外国の軍隊を置き、割安の国防を国是とすべし!と言うのなら納得するが、中国が怖いから米軍に守ってもらいつつ、その同じ口で、大東亜戦争での米軍の非道を言う(T_T)/~~~ こいつらバカじゃねーの?

  いいかい、言論人ならな、沖縄の基地問題を言うときに、憲法9条の改正とともに、日米安保の改定で国内の米軍基地の撤去を視野に物を言わなきゃダメでしょうよ。

  それとも米国の国策まかせにするか?ボケ!

 
    菅官房長官と翁長沖縄県知事が昨日会談したようですね。で、結果は平行線と・・・。まぁ、予想通りではありますよね。お互いの意見を述べ合うだけで、例えるならテニスと卓球の選手がそれぞれのプレースタイルで試合したようなものか。まるで噛み合ってないということね。

  その前の日に西普天間地区の返還行事の際の両者のコメントがそれを言い当てているよね。そう「原点」について。

  菅長官は、辺野古移設の「原点」は普天間の危険除去。対する翁長知事は、いわゆる「銃剣とブルドーザー」で土地を強制接収されたことを「原点」だと言った。噛み合ってないよな~(T_T)/~~~

 これね、おそらくどちらも正しいんだと思う。菅長官は、政府の責任ある立場から、普天間で何かしらの事故でも起きようものなら、日米安保の屋台骨にヒビが入りかねないことを懸念しての発言ですよね。それはお立場から当然でしょう。かたや翁長知事ですが、彼はウチナーンチュとして、米軍基地のそれこそ「原点」である敗戦から駐留され続けて70年になることへの怒りが県民にあるとの主張だな。それも間違ってはいない。まさにテニスと卓球の選手が同一の場所でそれぞれの独壇場で戦ったということだよ。噛み合わないのは当然だな。

 さてそれではこの問題、どーするか・・・。とその前に、なんでも辺野古でブイの重しに使ってるブロックがサンゴを破壊してる疑いがあり、それを調査するから工事を中断しろ、でなければ岩礁破砕許可を取り消すというじゃねーの。まぁ、その効力は政府により停止されましたが、これね、法律マターでいくと翁長知事に勝ち目はない。まったくない。おそらく翁長知事もそれは了解済みなのでしょう。問題を大きくして、時間稼ぎと世論喚起だな。

 いちおうこの問題について縁側がわかりやすく説明しとくと、埋め立て工事する場所のボーリング調査してますよね。地底の状況の調査ですね。それがすめば工事着工なのですが、とりあえずその地底の「地ならし」は必要なんだよね。あちこちに大きな岩があったりすると工事できないでしょ。だから岩を砕いて地ならしする必要があるのですが、これを県に許可をもらう必要があるわけ。だからこその岩礁破砕許可なのです。さてそれに伴い埋め立てする海域よりもさらに広い海域にフロートを設置しなきゃならないわけだ。これは工事による油の流出を防ぐことと、工事区域の確定が目的。フロートっていうのは細長い浮き袋みたいなやつね。オレンジ色のやつ。ニュースで見てるでしょ、あれのこと。そのフロートの間接部分にブイ(浮き玉)を設置するんだけど、これだけでは波風でフロートが移動してしまい、工事区域が定まらないので、ブイを固定する必要があるわけだ。それがトンブロック。ブイの下にロープ(ワイヤー)をつけてブロックと結合させて海に沈めるんだな、簡単にいうと重しのことね。その重しであるブロックがサンゴを破壊してるんじゃねーの?と言ってるわけだよ。ただしこの重しについては他の埋め立て工事にも言えることだけど、県側は重要視していない。よって今回の辺野古の件でも県側は防衛施設局からの岩礁破砕許可申請の際にもブイの重しであるトンブロックについては資料の提出や防衛施設局との協議も不必要との見解だったわけだ。それを「この期に及んで」サンゴ云々を言うのは、そりゃ「環境に配慮してね」という程度ならわかるが、承認した許可申請そのものを取り消すとまでいう。それは法律上も無理ですよ。できません。政府も翁長知事の「時間稼ぎ&世論喚起作戦」だと読んでいるから、すぐさま知事の取り消し云々の効力を無力化させた。まぁそれでも翁長知事の作戦は概ね成功したと思うよ。「政府の横暴だ~!」という声は県内外で起きている。というか、この世論の先に見えるものは何かというと、駐留米軍のあり方についてなんだよな。

  翁長知事も「憲法を改正して日本国軍主体の国防を!」と言うのなら、今回の件でも縁側は大いに賛成する。でも我が日本共産党や左翼プロ市民との共闘ですからそれはない。もちろん中国の意向にも反するので翁長さんがそれを言うことはありえない。残念なことです。

  ただし、これ読んでくれてる人にあえて言うけど、今の安保体制が正しいと考えてるのならば、沖縄問題は解決しないよ。さらにこじれるだけだ。これは日本国民全体の問題だという認識がなけりゃ解決なんかできないんだよ。

  沖縄の年配のそれも沖縄戦当時から生きている人びとからすると、「敵国だった米国に守ってもらって日本本土は満足し、沖縄人はその犠牲になっている」ということになる。これは左翼の物言いではなく、多くの沖縄県民の声でもある。

  現在の日本の安全保障は日米安保が軸になっている。憲法の制約もあり、それは当然といえる。縁側もそれは当然だと思う。さらにその同盟関係は強化されてもいいと考える。でもね、ここでひとつ考えてほしいのは、サンフランシスコ講和条約まで進駐軍に占領されていた日本ですが、横須賀や立川などの米軍施設のある地域以外では米軍はいないわけだ。横須賀などにしても、本州の中であり、米軍が嫌なら地続きである他の地域に移動が可能なんですね。ところが沖縄は孤島であり、歴史的にみても移動が容易ではない。そんな中、敵国軍である米軍が戦後も駐留し続けた。それは現在まで続き、これからも引き続き米軍は駐留する。

 簡単に言ってしまうと、国防なんて多くの日本国民は関心がなく、米軍に守ってもらうのが割安だし、中国も怖いから沖縄でいいんじゃね?ということだと思うよ。講和条約締結後、米軍との絡みもなく国防について何も考える必要もない日本本土が高度経済成長の同じ頃に沖縄人が米兵に殺されても、物が言えない、犯人は無罪で米国へ送還。同じじゃないと思う人々がいて当然ですよね。基地反対運動に身を投じていない市井の沖縄県民がそのような気持ちを持つから辺野古がらみで反対派が勝利するんだと思うよ。もちろん県内マスコミの偏向報道もあるが、それだけじゃねーよ。心の深奥に刻まれたものがうずくんだよ。

  そこで前述の菅長官と翁長知事の会談に戻ると、噛み合ってないのはむしろ当然なのかとも思う。

 例えば、時の政府要人が沖縄に来て「沖縄の皆さん、皆さんのこれまでのご苦労には大変感謝しております。それに応える意味においても日米同盟をさらに発展進化させていくとともに、憲法を改正して、自衛隊で沖縄と日本本土を守り抜きます。駐留米軍にはお引取りいただくことになるでしょう」と言えばどうなるか・・・・。要は日本人の覚悟の問題だということだよ。

  ここ数年、縁側は本土からくる人びとと話す機会が多い。そこで沖縄の基地問題について話すのだが、ほとんどの人が「基地がなくなったら食えなくなるんでしょ?」という。縁側はそれについて「まぁ大打撃ですね」と答えるとそのほとんどの人が妙にホッとして「そうでしょ、そうなんだよねー」と言う。沖縄に基地を置いておくことの正当性を見つけた安心感からなのだろう。縁側はそのとき思ったよ。中国が沖縄跳び越して日本本土を攻撃しだしたら・・・・・・・とね(T_T)/~~~

  まぁ、ここまでも話は沖縄の一般の民の代弁ということでしたが、縁側の意見は前からいうように、辺野古移設は反対であり、普天間はそのままでいい。それについては、左翼プロ市民と同じである。考え方は全然違うんだろうけどね。

  でもそれでも、辺野古は着々と進んでいくのでしょう。

  最後に言っとくと、敗戦後の数年だけ米軍の駐留があった地域の人びとと、敗戦から70年ずっと米軍が駐留し続ける地域の人びとが、米国及び米軍について、同じように見られるかどうなのか・・を考えてみてもいいのではないでしょうか。

  

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