縁側の 「逆風って気持ちいい!」

 縁側です、よろしく。首里城周辺をうろついております(^^♪ 言いたい放題させていただくブログです。酒飲みで常識もへったくれもない、常軌を逸した者が綴るブログですから、ムキにならずにお読みください。 ご意見やご批判などはこちら→samy_0363@ezweb.ne.jp

2015年01月


     今年も残すところあと364日です。あっというまですね(^^)

  今年の沖縄は何かと大変な一年になりそうですね。

  去年、沖縄で放映されてない本土のテレビ番組、「たかじんのなんちゃら」とか、「激論なんちゃら」などの番組内で、「琉球独立」が話題になっているのを見ていて、少し考えてみた。

  番組内では、まぁ当然ながら、「市井の沖縄県民はどう思ってるの?」という質問。

  縁側は生まれたときから日本人であり、縁側の父母も祖父母も日本人でした。曽祖父母も日本人でした。したがって、日本以外に籍を置くことなどありえないのですが、琉球独立を無駄に叫ぶ連中はどこから来てどこに行きたいのでしょう?「琉球」は基本的に平和を愛する国ではありませんでした。王府が生きながらえることを主目的とした(士族階級もね)今の北朝鮮のような国でした。これは前から言ってることですが、仮に琉球独立というのなら、琉球時代の身分に戻すことが最低条件でしょう。なぜなら、琉球という国は、琉球に住む民衆のものではなかったからですね。民衆は単なる奴隷でした。それでいいのなら独立を言ってもいいと思うよ。ちなみに琉球独立をさけぶ、かりゆしクラブの屋良朝助氏は琉球王府ゆかりの士族の子孫でしょう、「朝」の字のつく家系は琉球王府ゆかりの人たちですからね。

  さて、前述の、「市井の沖縄県民はどう思ってるの?」という質問ですが、縁側は逆に聞きたいもんだ。「沖縄県民以外の日本人はそれを聞いてどう思ってるの?」とね。

  縁側の周辺の連中の中にも「独立もありだと思うよ」なんて言う者はいる。いるのですが、もちろん具体的なビジョンもクソもない。ただ気分で言ってるだけですね。多くはそうでしょう。ここでひとつ言っとくと、独立して食えるなら独立してもいいですか?ということなら、今までのアンケート調査よりも独立賛成について高い数字が出るのは間違いない。現在の沖縄県民とはそういうものです。そう前述した琉球王府と同じで生きながらえることができるのならば、どことでも手を結ぶ。それが良いのか悪いのかの議論はあえてしませんが、それが日本人の多くの考え方とシンクロできるのかどうなのか・・・。どっちだと思う?

  さて、沖縄県民はそうだとして、沖縄以外の日本人はどう考えるのでしょうか。そう、縁側が逆に聞きたいことですよ。「沖縄が独立すると言ったら?」

   縁側の予想ですが、「沖縄県民に任せる」という意見が多いようなきがします今の日本では。あくまで予想ですがね。

  縁側は思います。沖縄が独立する、という話がでたとき、問われるのは沖縄県民の態度は言うまでもありませんが、まず問われるのは沖縄以外の日本人の沖縄に対する見方考え方であるとね。果たしてうちなーんちゅは日本人なのか、同胞なのか・・。

  例えば、北海道と比較してみると、北海道は、原住民たるアイヌの人びとはいたのですが、国家としての体を成してはいなかった。ですから本州から入植していき現在の北海道の姿がある。対して沖縄は、国家の体を成していたかどうかは議論の分かれるところですが、少なくとも為政者がいて、外交をしていた。そこがそっくりそのまま「沖縄県」になった。実はこの違いが今現在も続く「沖縄問題」の根幹なんだよ。明治以降の中央集権体制においても「琉球」時代の原住民がマジョリティーである島であり続けた。苗字ひとつとってもそれは顕著でしょう。

  中国が怖いからその緩衝地帯として沖縄が日本であったほうがいい、という本土から転勤してきた人がいた。特攻隊として散華された方々に失礼だとは思ったが、その人の考えなので何も言わなかった。

  かたや沖縄県民ですが、「飯が食えるから日本がいい」と考えるというのか口に出す者は大勢いる。縁側は呆れてしまうが、それが現状でしょう。そこは入植を経験していない原住民が多数派であることの帰結。

  そう、沖縄県民にはおそらく、「日本人」としての覚悟が足りないのでしょう。日本を構成する構成員であるとの自覚に欠けている。だから、琉球新報も沖縄タイムスも生きていける。そこを県内のジャーナリストは言わない。そりゃそれで飯を食ってるからあからさまな県民批判はしないわな。

  もちろん、人間なんて食ってなんぼですから、上の考え方を非難することはできないのかもしれん、しれんが、国家を構成する国民として公共サービスのよしあしではなく、この日本の国民としての覚悟はあるのか?というところが試されることになるような気がしている今日この頃なんだ。

  簡単に言っちゃうと、「食えるなら隣の家の子になってもいい、貧乏はイヤだ」なんて考えねーだろ?ということ。沖縄県民には今年以降、そこが試されるということだよ。そこでは、翁長知事がどーだとか、はまったく関係ない。彼には彼の考えがあり、それが気に入らない県民が多数であれば、リコールすりゃいい。翁長なんか怖くねーよ。沖縄における主権者は我々沖縄県民なのですからね。

  「琉球独立」などのバカ話を面白おかしくというのか、対岸の火事のように放映する本土のテレビやそれを見て沖縄についてあーだこーだ言う人びとについても同じだよ。原住民がマジョリティーである沖縄を同胞の住む島であり、日本であるとの覚悟を持てるでしょうか?少なくとも70年前の日本はその覚悟をもっていたと思う。国内での戦いだった。決して捨石ではなかった。今もそれは不変であると信じてはいるがね。

   とりとめのない話になってきましたが(いつもだろ!)、沖縄人の皆さん、あなたは日本人ですか?沖縄人だが沖縄が日本だからたまたま日本人なのですか?食えるなら独立してもいいですか?食えるのなら日本人ではなく琉球人でもいいですか?日本人としての誇りなど取るに足らないことですか?

   反戦平和主義者だろうが、保守だろうが、革新だろうが、基地反対だろうが、賛成だろうが関係なくそこが問われている、と思うよ。


 新年、あけましておめでとうございます<(_ _)>

  今年一年が皆様にとって有意義かつ飛躍の年になりますように祈念いたしております。

 また、沖縄県民が「知ること」を重んじてくれるようになってほしいなぁ~・・・なんて思ってたりします。(傲慢は今年もかわりません(-_-;))

  皆様どうぞ良いお年をお迎えください<(_ _)>

↑このページのトップヘ