タイトルの話にいく前に、県知事選に立候補を表明した現那覇市長の翁長について一言。
彼は、「イデオロギーよりアイデンティティー」をキャッチフレーズに「オール沖縄」を再構築したいようですが、この言葉遣いには強烈な違和感がある。
今秋の県知事選は、文字通り「沖縄県知事選挙」であります。有権者はというと、沖縄県民ですね。間違っても「ウチナーンチュ」ではありません。沖縄県という行政区の行政の長を決める選挙です。ですから沖縄県に住む日本国籍を有する20歳以上の男女が有権者ですね。東京にいる「ウチナーンチュ」に選挙権はありません。
運動家としての発言ならいいのでしょうが、県知事になろうとする人としては・・・。
はっきり言っちゃうと、「イデオロギーよりアイデンティティー」というものそれ自体が強烈なイデオロギーなのでした(T_T)
はい、それでは本題。一昨日に沖縄タイムスの記者若干名の話を聞くことができた。まずは那覇市長選挙についてですが、西銘本人がヤル気満々らしいね。かたや翁長(まさとし)はというと、「みんなが立て立てって、もうど~しよ~」みたいな感じらしいね。それもさー、沖縄タイムスの記者に「まさとしちゃん」なんて言われてるんだぜ、(T_T)。記者に泣きついて「ど~しよ~」だとよ。出るな!ボケ!世間では、県内紙にボコボコにされてる自民党というふうに思ってる人いるかもしれないけど、それ間違いですから。こいつら、ゆる~~くて、なぁなぁの関係なのです(T_T)
あとね、県知事選については、自信たっぷりに「仲井真の勝ちは100%ない!今後の興味は翁長県政の行方だな」と言い切った。こりゃまたすごい自信だよなタイムスは。ただ冷静に見るとあながち見当はずれな見解ではない。投票率が伸びれば、翁長圧勝だってありえる。まぁそれは新聞社の努力次第だろうけどね。仲井真さんの勝ちの目は公明党の動向(自主投票にさせないこと)と、企業票の取り込みだな。おそらく政府も介入してくるでしょうし、自民党中央からも動員されるのだろうが、手法を間違えると逆に翁長に票が流れることもあるだろう。仲井真さんにとっては難しい選挙ですね。かたや翁長さんは、マスコミを味方につけて情緒たっぷりに基地反対で押し切り、「イデオロギーよりアイデンティティー」を広く県民の腹に落とし込みたいところだろう。翁長のほうが戦いとしてはやりやすいな。
縁側はいちおう仲井真さんに投じる。彼の政治手腕を買っているから。というよりも、残りはカスだけですからね。消去法でも仲井真さんということになる。
縁側は沖縄タイムスという会社はもしかしたら、変われるかもしれない、と思ったね。こんなことも言ってたよ。「特定秘密保護法のときでも、ウチははず反対ありき。なんで違う視点を入れないのか?上のあの二人の影響かな~?」なんて言ってたんだぜ。まともな記者もいるんだよ。
沖縄タイムスは朝日新聞と人事交流をしています。今現在ひじょ~にヤバい朝日新聞が生き残ることができるとすれば、左翼学者や反日評論家などを使わず、バランスのとれた紙面を真摯に作ることが大切でしょう。上で紹介したような若手のバランスのとれた記者は朝日にも多くいることでしょう。それからすると、沖縄タイムスの今後には注目していいと思う。琉球新報?あそこはダメ!革マル支配だもの。琉球新報社会部の記者(若手)が言ってたよ。「今度の知事選は絶対に負けられない戦いですから」とね。活動家かよ?もちろん翁長支持は言うまでもない。
「同じ論調の沖縄タイムスと琉球新報」は、過去のものとなるかもしれない。事実、最近の紙面は、少しずつ違ってきているように感じるもの。琉球新報は狂い度がすさまじいんだよね。
新聞記者ってさー、エリート意識が邪魔してるよな。記者は肉体労働なんだから、アタマよりも身体を使いましょうね。四方山話でした<(_ _)>