先日エントリーした沖縄県教育庁の悪行の続きというか、補足を少しだけ。
文科省に呼び出されて、「おめーら法律違反してんじゃねーよタコ!」と叱責されたのは県教育長の諸見里明氏。そこで彼は、
:「我々の立場を理解してほしい」
などと、詳細を知らない人には意味不明な言葉で逃れた。
縁側は当初、この諸見里教育長は、前の教育長の「尻拭い役」として、少しは同情していたのだが、調べてみると同情の余地は微塵もないことに気付いたよ。
沖縄県教育委員会の資料によるとだ、この諸見里教育長様は、八重山教科書問題が起きた平成23年度、何をしていたのかと思いきや、前回のエントリーで登場した、この問題の立役者というか、真犯人というのか、キーマンである狩俣義務教育課長(当時)の上司でした(T_T)/~~~。
役職は、教育次長。つまり、教育長に次ぐ、教育行政の事務方ナンバー2だったんだよ。ということは、この教科書問題について、当時から必然的に関与していたということになる。最低でも報告は受けているだろう。
当時の大城浩教育長と諸見里明教育次長(当時)、そして狩俣智義務教育課長(当時)のラインで、この問題に対応していたことになる。それで、彼のこの言葉の意味が明らかになる。
「委員会の立場を理解してほしい」 (T_T)/~~~
そりゃそうだよな。実は「当事者」だったんだから。苦しい立場なのは身から出た錆ですよ、教育長様(^^♪
それにしても、文科省と争わないと決めたってことは、是正要求を竹富町にすることになるはずが、彼らの脳内ではどうやら、そうではないらしい。おそらく第三の選択肢をイリュージョンか、超魔術かなんかで引っ張り出してくるのだろう(T_T)/~~~
文科省ははっきりと「おいこら、沖縄県教育委員会!おめーら文科省の命令ナメてんのか?地方自治法違反だぞこら!」と、怒ってらっしゃいます。そして、是正しなきゃならないのは、竹富町教育委員会の教科書無償措置法違反です。すでに違法状態は一年半以上経過しています。念を押しますが、沖縄県教育委員会及び、竹富町教育委員会は違法状態にあるのです。
その違法状態ということを踏まえて、下の名文を読んでほしい。この八重山教科書問題で、違法状態に導き「法律論」を駆使し、「インチキ採択」指導した当時の沖縄県義務教育課長の狩俣智氏。最後に彼の言葉で閉める。
これは、彼が校長時代に生徒たちに向けて訓示した言葉である。これだ。
社会契約の考えに立つと、私たちは、生まれながらにして、他者の人権を侵してはならない義務を背負わされていることになります。また、逆に、私たちは、他者の人権を尊重することによって自分自身の人権が守られることになります。
それでは、社会契約を守らない人はどうなるのか。当然、その人の人権は制約されることになります。他者の人権を侵している人が「自分の人権だけは守ってほしい」という理屈には説得力はありません。
実は、社会契約を具体的なかたちにしたものの一つが法律です。したがって、法律に違反することは、社会契約に違反することになります。実際、法律に違反することは、その法律が悪法でないかぎり、巡り巡って必ず誰かに迷惑をかけることになり、すなわち、他者の人権を侵害することになります」(狩俣智)
ん~~~~~~~~~~~~~、まさに至言(T_T)/~~~
縁側が親なら、お口に石鹸つけてゴシゴシ洗ってあげるのだが・・・・。縁側はこの沖縄で、いったい何を頼りに生きていけばいいのか・・・・・・(T_T)/~~~・・・・ 途方にくれております・・・・。
最後になるが、沖縄県の教育委員会が出している資料によると、八重山地区の中学公民教科書は「東書・育鵬」と併記されております。キッチリお認めね(^^♪