縁側の 「逆風って気持ちいい!」

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2007年09月

とうとう昨日、宜野湾市において、教科書検定意見撤回を求める県民大会を開催してしまいました。吐いた唾は戻せません。その後をしっかり見聞しなければ・・。

これは、読解力の問題ですが、昨日の琉球新報の朝刊を舐めるようにみましたが、軍命、絶対的強制(戦地で軍からの指令は即、生死に関わる重要なもののはずですから、「死になさい!」「イヤです!」「じゃあ勝手にしろ!」は強制とはいいません)を裏付けるような証言は皆無でした。残念!!

この問題が「勃発」してすぐのころ、ビートたけしの昔のギャグを思い出しました。

飛び降り自殺するためにビルの屋上から身を乗り出している男に「バカな真似はやめろ!」 「いや死なせてくれ!」 「あっそう。」で、後ろから押してあげたら、自殺希望者の男が「馬鹿野郎!アブねえじゃねーか。あ~死ぬかと思った!」というギャグ。

つまり、権力者が、「皆の前でオナニーしろ!」 「イヤです!」 「逆らうと殺す!」
「わかりました。それじゃぁ、シコシコ」(すいません、下品で。)

この場合は、あきらかに「命令」の効果がでております。が、

「米軍が上陸した。潔く死になさい!」 「イヤです!」 「逆らうと殺す!」
「わかりました。それじゃぁ、死にます。バーン」

この会話は明らかにおかしい。命令に、従順でも、逆らっても、結果が変わらない場合、まして、生死に関わる場合に従順であることを選択するとは思えません。
沖縄の民は、従順になることを選択し、家族に手をかけたと、左翼学者や、目取真俊はいっているのです。当時の空気を想像してもわたしには、愛する家族を前に、従順を選択することなどできないと思います。

たぶん、「関与」という言葉の解釈がこの問題の落としどころになるのでは?

余談ですが、昨日、県民大会当日ですが、わたしは、県民の「醜態」を詫びつつ、慰霊の意味も込めて、沖縄県護国神社に参拝してきました。休日に時間があれば
よく行くのですが、昨日は県民大会!五万人は集める!と豪語していたので、戦没された方々への慰霊の心をもつ人々が多数詰め掛けているだろう(午前中に)と思っていました。ところが、予想に反して、参拝して帰るまで人間とすれ違うことはありませんでした。「歴史歪曲を許すな!」も、戦没者を脇において、無視した状態での県民大会が、子供達の教育にいいとは思えません。
皆さんはどうお考えになりますか?

文中のギャグは、戦没者および、ご遺族を中傷したものではありません。誤解のないように付記します。

過日、沖縄某所で、九条の会○○支部の集まりに潜入しました。潜入といっても

参加自由の会だったのでチェックは受けませんでしたが、大江健三郎や小田実ら

発起人出演の反戦ビデオ見せて、主催者の代表の演説、質疑応答という流れ

で約2時間の会でした。印象として、共産党が主体の会だな、と感じました。

面白かったのが質疑応答でわざわざ東京から来たというご老人の男性がスクッと

立ち、「護憲を主張し、軍隊を持たないというのなら国防をどうするのかまで言わな

ければおかしい!」と突っ込まれ慌てふためいていたのは笑えました。身内の

集まり(護憲の)だと思っていたところに身内からは絶対にでない質問に

慌てるような質の低い会でした。(元大学の先生もいたんですよ)情けない。

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