普天間飛行場の移設先として何かと話題の辺野古。その辺野古のある名護市の市長選挙が来年の1月にある。告示は1月12日。ちょうど一ヶ月後となった。予定候補者は以下のとおり。

   稲嶺進現市長。
   末松文信県議。
   島袋吉和前市長。

 今日の沖縄タイムスに三者のインタビュー記事が載っているので貼っとく。

    名護市長選:告示まで1カ月 立候補予定3氏に聞く

   簡単に言うと、現職の稲嶺氏は移設絶対反対派で、県内リベラル政党や労組・市民団体が支持。
   県議の末松氏は移設容認で選択肢の一つとしている。自民党中央と自民党県連が支持。おそらく自民党の公認候補となるだろう。
   島袋前市長は、辺野古推進派。名護市の振興策の起爆剤として辺野古移設を推進する構え。

  関連する記事を貼っとく。

    名護市長選、末松氏を支援=移設容認派の一本化期待―安倍首相
    辺野古埋め立て、年内承認に期待感…防衛相

  この選挙では、「辺野古」が争点となるのだが、奇妙な選挙となりそうだ。那覇市長である翁長氏は「オール沖縄」というキャッチフレーズでマスコミに媚を売り、「イデオロギーよりアイデンティティー」などと、ありもしないことを吹聴し、県民世論を欺くことに躍起になっていた。その翁長氏は、マスコミの取材に対して、名護市長選挙ではどちらの応援もしない。と言明しました。他の市の首長選挙だからだとよ(T_T)/~~~ 那覇の隣の浦添市長選挙では、何で?というくらい選挙応援してたじゃねーかよ。まぁ、あれは元国民新党の下地幹郎氏の盟友である儀間光男氏(維新・参)を蹴落としたいがためにムキになって対立候補を応援してたんだけどね。翁長と下地って、犬猿の仲だからな。でも、応援していた候補者の女性スキャンダル(報道されてない)などで票は伸びず落選、若手で無所属・無党派候補に漁夫の利をもっていかれた。これでこりたのだろう。
 今回の名護市長選挙では、公明党がおそらく自主投票になるので、票が読みにくいだろうな。創価学会票はマジ強く正確だからな。昔ほどではないようだが(T_T)/~~~
 保守層からは、「一本化へ」が叫ばれているようですが、末松氏が辞退することはありえない。自民党中央と県連が支援を約束している以上、辞退はない。逆に、後ろ盾は有志のみである島袋氏に対して、これからさらに自民党から辞退要請が強くなるだろう。ご本人は辞退しない方針みたいだが・・・。まだまだこれからどうなるのかわからんな、これは。

 特定秘密保護法で自民党に押し切られた左翼連中は、この選挙だけは意地からでも負けられないはずですから、全国から支援者が押しかけ、すでに「有権者」となっている者もいるらしい。暇人だな(T_T)/~~~

 末松氏と島袋氏どちらかに一本化しないと、現職有利となるのは確かなのだが、ただ、三つ巴となったからといっても、田舎の選挙は「横のつながり」のほうが政党の思惑より強固なので、どう転ぶかまったくわからないというほうが確かだろうな。なんせ、東シナ海側の連中は辺野古(太平洋側)についてそんなに興味ないと思うけどね。どぉ?

 縁側は、首里にいますので、まったく興味ありません(T_T)/~~~

  佐藤優が辺野古移設は安倍政権のブラフだと言ってますね。評論家 佐藤優さん「普天間基地の辺野古移設は実現しない」

 縁側は、普天間固定化で、普天間の近隣住民に金ばらまいたほうが安くつくし、危機管理面からも普天間は置いておいたほうがいいと思うよ。何度もいうようだが、普天間の危険度なんて、福岡空港の危険度に比べればすかしっ屁みたいなもんだ。福岡に降りたことある人ならわかると思うけど、怖いよ~。街の中へ突っ込んでいく感じだもんな。博多と宜野湾・・・・・比べるまでもない(T_T)/~~~