婚外子の遺産相続の問題では、西田と自民党右派の連中が、「伝統的家族制度」などを持ち出してきて、意味不明な戯言を披露していたのだが、彼らは、今現在もその伝統は生きているという。
 
 国民医療費、3.1%増の38兆5850億円
 
 
 この中で注目するのは、高齢者の医療費。
 
 65歳以上の医療費が全体の55.6%。
 
 75歳以上の医療費は34%だという。
 
 縁側は、今村昌平監督の「楢山節考」を観て以来、「死」について考えている、今も。
 
 日本人は、伝統的には寿命がきたら死ぬ(T_T)/~~~
 
 まぁ、人間みんなそうなんだが、医療技術の進歩という怪物が死なせてくれなくなったらしい。もちろん、「先のある」人々にたいする高度な医療ってやつは大歓迎なのだが、お年寄りに対しての延命医療や、「病院行かなきゃ損!」的な利用のしかたなどみてると、「医療行為なんてーのはどーせどんなに高度な医療でも延命治療でしかない」と改めて思ったりする。
 
 自民党は腰砕けだし、この先、日本の医療はどうなるのか?
 
 赤ん坊や幼児、子どもたちが、キチンとした医療が受けられなくなる日がこないことを祈るよ。
 
 先日整形外科にヘルニア治療のために行ったときのこと。患者は縁側以外すべて70~80代(だと思う)。その患者の中でいちばん動きの鈍いのが縁側だったよ。いや皆さん動きが良い(T_T)/~~~ 中には、饅頭食いながら話し込んでるばーさん一派もいたな。ほぼ遊び場。話に聞き耳立ててると「何で昨日は来なかった?」みたいなこと言ってる(T_T)/~~~ おいおい・・・。
 
 政府ももうそろそろサブリミナル効果を狙って、じーさん、ばーさんの視聴率がいい番組に「楢山節考」挿入することも考えようぜ。あと、自治会単位や、老人会などで、役所の人に「お孫さんの世代が大変なことになります」つって、教育しなきゃな。
 
 それにしても、西田や自民党右派連中は、医療費の増額が家族を苦しめることになるってことに気付かないかな・・。婚外子に冷たくする家族制度を守ることには躍起になり、この問題には当分手をつけないのだろうな。おそらく音なしの構えで行くのだろう。
 
 「とっとと死ねよ!このクソババア」なんて息子に言われて・・・なんてことなきゃいいけどね。仮分数の分母の側はもうそろそろ悲鳴をあげるかもですよ。これって、「伝統的」にはどうなのかね?