参議院選挙が公示されました。参議院というのは、「良識の府」として衆議院で可決された案について「もう一回審議してみよ!。それも良識のある我々がね!」ということで存在している。
 
しかし、今現在の参議院はその機能が完全に麻痺しているといっていい。党利党略の道具と成り果てた。
 
そんなとこに税金投入する意味が果たしてあるだろうか。私は不必要だと考えるね。
 
最近では裁判員制度が導入されて、裁判にも一般国民の「良識」が反映されるようになった。そこで参議院もそのようなものに変えてはどうか。
 
全国を今の都道府県で分けてもいいし、いくつかのブロックにわけてもいい。そこでランダムに国民を選択する。選ばれた人たちを議員とするというもの。そこには党利党略の入り込む余地はないし、金もいまよりかからない。極めて「良識的」だと思うがな。
 
もちろん、裁判員のように予め定められた定数以上に選んでおいて、ふるいにかける。例えば前科者はダメとか、うまく言えんがとにかくふるいにかけるの!これこそが世間でいうところの「国民主導」ですわ。国民の「良識」が衆議院の暴走に歯止めをかけることができれば「良識の府」が機能したことになる。
 
まさに、皆様が金科玉条のものとして崇め奉っている「民主主義」を体現した制度だと思うぞ。ただ懸念されることとして、「愚民政治」に堕してしまいやすいということ。でもね、今の政党の党利党略だけの政治よりはなんぼかましだと思います。なんたって「誰でも国会議員の可能性」があるわけだ。これは権利ではなく義務として憲法にも明記するわけね。
 
自分が投票した議員が何をやってるのかまったく見えてこない状況よりも、自分が国会議員となり、衆議院を監視したほうが、ず~~っと国民主導と言えるわけです。
 
もう一つの案としては、参議院を過去数年間の納税額の平均をとって上位200人くらいの人たちに任せる。ノブレスオブリージュの精神で「良識」を貫いてもらうわけ。外国人はダメよ、もちろん。拒否する人もいるだろうが、とにかく了解してくれる上位200を参議院議員とするってこと。
 
最初のランダムに選ぶほうが「国民主導」であり、政党の顔色を窺う必要がなくなるわけね。最近のどこかの政党なんか第一党とればマニフェストに書いてない法案だろうが、国民のコンセンサスを得られないだろう法案を簡単に通そうとするからね。本来そのために参議院があるんだが機能してないんだから必要ないということだ。
 
最初の裁判員風な参議院議員を誰がどーやって選ぶか心配なさっているなら大丈夫。それは「コンピューター」が決めるのでご心配なく(T_T)/~~~。
 
追記:「誰でも国会議員の可能性」があるわけだ。これは権利ではなく義務として憲法にも明記するわけね。と書きましたが、憲法改正しなきゃいけないんだよねー。国会議員の三分の二が賛成・・・・・・・・・・・・。彼らが「よし、やろう!」なんて言うわきゃねーか。自ら失業するよーなこと改正するわけないもんね、「良識の府」としてもね(T_T)/~~~。