社会面も普天間問題がトップです。
 
県民は納得せず普天間 辺野古移設
 
合意先行に住民憤り きょう名護で抗議集会
 
 まぁ、こんな見出しで県内移設反対を煽っております。面白いのは、記事中に生物多様性なんちゃらの人のコメントを目立つように載せ、ヘリ基地反対協とかいう左翼のポッポロ団体の代表のコメントを載せ、最後に辺野古区の基地容認派のコメントを右隅に目立たないようにのせております。(T_T)/~~~
 
 容認派のコメントを紹介します。
 
辺野古区有志会代替施設推進協議会の許田正武代表のコメント
「日米合意は容認する立場だ。日米政府は合意内容で早期解決を図り、鳩山首相は首相を辞めず最後まで責任を持って進めてほしい。今後、容認するための条件について政府と協議していきたい」
 
これが辺野古の「民意」なんだけどねー。それを許さない空気を作るのに琉球新報は必死なんだけど、それでも辺野古の民意は基地受け入れ容認なんだよねー。
 
それでもとにかくその辺野古の「基地容認」が拡散されないための「一手」は同じ社会面に打ってあるから大したもんだ。
 
今日からはじまった特集記事。題して「許さぬ頭越し日米合意への怒り」。その第一回です。
 
辺野古区の反対派 「希望」消え、残る「怒り」
名護市辺野古の交差点に鳩山政権への「希望」と「怒り」が込められた横断幕が掲げられている。普天間飛行場の県外・国外移設決定という「希望」と、辺野古や県内移設に決まった場合の「怒り」の言葉が並ぶ。政府が移設方針を決めた時点で×印で消す。「辺野古移設で『希望』は消える」。横断幕を作った辺野古区の比嘉盛順さん(70)はため息交じりにつぶやいた。
 名護市への海上ヘリポート移設が決まった1997年、比嘉さんは真っ先に反対運動に取り組んだ。区民が賛否に分かれていがみ合う姿に直面し、自身もさまざまな嫌がらせを受けた。「家族の生活を守るため」と一時は反対運動から身を引いた。
 自民党政権下の辺野古移設合意で「あきらめに似た感情」を抱いたが、県外・国外移設を訴える鳩山政権の誕生に希望を感じた。「鳩山政権が沖縄を救う」。しかし名護市長選挙後に平野官房長官が「選挙結果を斟酌しなくてもよい」と発言。「これは民主主義じゃない」と憤り、「辺野古移設反対」のメッセージを放つ横断幕に「希望」を託した。
 ところが鳩山由紀夫首相が来県した23日、比嘉さんは「辺野古回帰」の結論に言葉を失った。「地元無視だ。ひどい」。そして強い口調で言い放った。「昔のように基地がない仲の良い辺野古に戻すため、あきらめずに最後まで闘う」
 移設先の辺野古と近隣の豊原、久志の3区の住民らでつくる「久辺3区 稲嶺進を支える会」副会長の森山憲一さん(68)は「辺野古移設反対を明言している稲嶺進市長を支えるのが基地建設を食い止める有効な手段だ」と力を込める。
 鳩山政権の発足に県外・国外移設への期待もあったが、県内移設を模索するような閣僚の発言を耳にして「鳩山首相は次第に追いつめられていった。いずれは辺野古移設に戻るだろう」と感じていた。予想通り、鳩山首相は辺野古への移設を明言した。それでも「日米が辺野古に決めても、市長を支えれば基地はできない」と確信する。日米が地元の「頭越し」で合意に向けて動きだす中、地元では基地移設に反対する草の根の取り組みがわき上がっている。(引用おわり)
 
この特集で、辺野古移設に「反対」と「容認」を記事にすることはないでしょう。ず~っと、移設反対のみを取り上げるものになる。なぜ、第一回目に「辺野古反対派」と大きく載せたかは、おわかりですよね。そう、辺野古区のほとんどの人は基地容認だからです。そこに突っ込みを入れさせないための特集なのですね。さすが琉球新報、そつが無いですね(^_^)v