人間は間違えます。自分は正しいと思った瞬間、間違えてることもあります。でもそれに気づいたとしてもなかなか違う方向に舵を切れないのが人間でしょう。人間以外の動物ならそこは躊躇しない。人間と動物の違いとはそこなんじゃねーのかな。人間は、「自分は間違ってるかもしれない」と思いつつも、別の違った行動をとれる生き物です。進化とはそこなんじゃねーかと思うね。

  安保法制が衆院を通過しました。参院で可決され成立するまで、マスコミは安倍叩きを止めないでしょう。

  それにしても、国会で安保法制に反対の議員と呼ぶのも気恥しくなる連中の道化ぶりを見ていて、サンデーモーニングや、ニュース23に出てる毎日新聞の主筆のジジイが言うところの「政治の劣化」という言葉を思い出したよ。カメラに向けて「反対」のプラカードを掲げるピエロたちをNHKのお昼のニュースは報じていた。あの醜態をなぜテレビに出てるコメンテーターはバカにしないのかね。

  いちおう言っとくと、民主党や我が日本共産党などの野党、それに今回は維新もかな、今国会でおそらく成立するであろう安保法制に反対の立場を貫く者どもがだ、仮に次の総選挙で自民党・公明党が惨敗して、野党連合が政権を奪取したとしよう。それじゃあ、彼らは今国会で成立するであろう安保法制を廃止もしくは改正すると思いますか?絶対にそんなことしないよ。あのプラカード掲げてるのを見てもわかる。彼らはポーズでしか反対してないんだよ。ですからもし政権奪取したとしても、安保法制は無視するでしょう。それはトンちゃんこと村山富市が自社さ政権時に「自衛隊は合憲」と言明したことからも明らかでしょう。民主党執行部の本心なんかミエミエでしょう、それが。「いや~、自公政権でこの法案成立してもらってよかったよ」。これが本音だよ。ただただ、マスコミを利用して、自公叩きの道具として使ってるだけだ。そんなに9条の精神が好きならまずは国内の法整備が先でしょう。そうですよ、警察官の拳銃所持に反対しないと。警棒だって携行しちゃダメだよな。人質籠城事件なんか、絶対に強行突入してはいけませんよ。警官死ぬかもしれないもの。「教え子を戦場に行かせるな」を合言葉にした日教組などは、まず国内で「教え子を危険な事件に向かわせるな」といい、右翼の街宣車に大会を妨害されても、警官を気遣い、警察に通報なんかしてはいけませんし、事前に治安維持で出張ってきた機動隊も気持ち良く「結構です。ここは危険ですからお帰りください」と言わなきゃダメだろう。9条の精神で右翼を蹴散らすことは造作ないことだと思うぞ(ToT)/~~~

  我が日本共産党や他の野党の皆さんも、やっぱり人間なんだよね。自分は間違ってるんじゃないのか・・とか少しでもアタマをよぎったとしても、簡単に軌道修正できないんだよね。しがらみや生活があるしな。下等動物ではないことを証明してるってわけだ。でもね、間違ってるかも・・・と自らに問いかけることをしない真正のバカも多く生息してるのが我が日本共産党を含めた野党であることもまた事実なんだなこれが。願わくば安倍さんも「自分は正しくないのかもしれない」という思いは持っていてほしいものです。

  「間違っているかも」と思いつつも、「正しいと信じること」に向かって進んでいくのが人間ですからね。後世の人たちが審判するってのも変な話ですから、やはりここは「神様のいうとおり」なのでしょう。ん?なんかカルビン派っぽいかな?(ToT)/~~~

  100年後も、1000年後も、いまだこのような議論が展開されてる「平和な世」が続いてることを願います。